万年筆
伝統工芸で描く春夏秋冬の美。|ペリカン蒔絵万年筆「四季幸守」
2026.08.26
日本が誇る伝統工芸「蒔絵」で描く、春夏秋冬の美。加賀宝舟会に属する蒔絵師・石蔵慎博氏による熟練の技と感性によって、日本の四季を一組のトランプ(プレイングカード)という独創的なかたちで表現した作品だ。
185年以上の歴史を刻むドイツの高級筆記具ブランド 「ペリカン」 のクラフトマンシップと、日本が世界に誇る伝統工芸「蒔絵」における最高峰の技。その二つが融合することで生まれるペリカンの限定蒔絵万年筆は、卓越した技術力と圧倒的な存在感を放つ美しさにより、世界中のコレクターを魅了し続けてやまない。
「四季幸守」は、加賀宝舟会に属する蒔絵師・石蔵慎博氏を作者に迎え制作された。ベースとなる ペリカンM1000 の漆黒の軸に、漆を幾重にも塗り重ねては丹念に磨き上げる工程を繰り返し、「研出蒔絵」と「高蒔絵」を融合させた、加賀独自の高度な技法「加賀研出高蒔絵」を駆使して意匠が施されている。

「四季幸守」は、トランプに日本の四季と吉祥の想いを重ね合わせ、一年の巡りと人生の象徴を一本に表現した蒔絵作品。クラブは春、ダイアは夏、ハートは秋、スペードは冬を象徴。四つのスートに四季を託し、日本人の感性に根付く季節の移ろいを描いた。
トランプは52枚のカードの数字をすべて足すと364となり、そこにジョーカーを加えることで365となる。これは一年の日数を表し、本作は“時の循環”という思想を織り込んだ構成となっている。
それぞれのスートにも意味が込められています。
ダイアは「富」、ハートは「愛」、クラブは「幸福」を象徴。スペードは四つの中で最も強いカードであることから、「勇気」の象徴としても捉えられています。
日本の四季を象徴する伝統文様として、春を表す桜、秋の紅葉、冬の雪輪紋、そして夏を象徴する流水紋を配した。これらが連なり、移ろいゆく一年の流れを静かに描き出している。
さらに、クラブには日本の伝統的な沙綾紋を、スペードには麻ノ葉紋をあしらい、全体を赤と黒の配色で構成。スートのマークとともに、「幸福が長く続くように」という願いを込めて。
世界中で親しまれてきたトランプに、日本の美意識と吉祥思想を融合させた本作は、時の巡りとともに幸せが続くことを祈念する作品となった。
「四季幸守」は、伝統工芸の地・石川県加賀市に息づく匠の技と繊細な感性を礎に生まれた。その筆には、長い歴史の中で育まれてきた美意識と、未来へとつながる願いが宿っている。
一本一本に込められているのは、ただの技巧ではなく、世界中の人々が穏やかに、そして幸せになるようにという深い祈り。静かでありながらも力強い情熱と、心をやさしく包み込む平和への想いが、作品全体からあふれ出す。
手に取るたびに、その温もりと想いが伝わり、日常のひとときに小さな安らぎと希望の光をもたらしてくれる、そんな特別な一品だ。

限定蒔絵万年筆「四季幸守(Four seasons Lucky Charm)」
価格:税込1,045,000円
世界限定本数:123本
日本国内限定本数:20本
日本国内発売日:2026年8月下旬
取扱店舗:全国の百貨店および筆記具専門店など











