筆記具
創業140年ブランドの原点を承継したパッケージへ|三菱鉛筆「uni」「Hi-uni」
2026.09.15
三菱鉛筆は、鉛筆「uni(ユニ)」「Hi-uni(ハイユニ)」のパッケージをリニューアルし、2026年9月16日(水)より主要硬度であるHB、B、2Bから順次発売する。
「uni」は1958年、「Hi-uni」は1966年に発売された、当社を代表する鉛筆ブランド。発売以来、「最高品質」の追求を通じて、多くのお客様の学びや創作、仕事を支えてきた。
三菱鉛筆は2026年に創業140年を迎えた。この節目に当たり、当社の原点である鉛筆ブランドの価値を改めて見つめ直し、パッケージデザインおよび包装材を刷新する。品質へのこだわりを継承しながら、環境への配慮や価値観の変化を反映し、これからの「uni」ブランドが目指す姿を表現するパッケージへと生まれ変わる。
また、創業140年を機に、改めて鉛筆の価値と魅力をお客様にお届けしたいという想いを込めている。
リニューアルの背景


1958年に発売した「uni」は、当時の技術を結集して開発された高級鉛筆だった。
発売時、当社は最高品質の鉛筆にふさわしいパッケージを目指し、当時としては先進的な素材であったプラスチックケースを採用した。品質へのこだわりを鉛筆本体だけでなくパッケージにも反映し、高級感や先進性を表現したこのデザインは、1966年発売の「Hi-uni」にも受け継がれ、長年にわたりブランドを象徴する存在となってきた。
一方で、鉛筆を取り巻く環境は大きく変化している。かつて鉛筆は、学習や仕事に欠かせない筆記具として広く使われていたが、現在はシャープペンシルやボールペン、デジタルデバイスなど、筆記や記録の手段が多様化している。その中で鉛筆は、木のぬくもりや描線の豊かな表現、削りながら使う楽しさなど、鉛筆ならではの価値に魅力を感じる方に選ばれる存在へと変化している。
こうした変化を踏まえ、今回のリニューアルでは、発売当時の「その時代における最良のパッケージ」という思想を受け継ぎながら、現代にふさわしいパッケージを目指した。
商品特長
1.紙素材を主体とした新パッケージ
従来のプラスチックケースから、紙素材の外箱とパルプモールドのトレーを組み合わせたパッケージへ変更した。
外箱には薄くて強度のあるマイクロフルートを、トレーにはEFB(Empty Fruits Bunch)をアップサイクルしたパルプモールドを採用。EFBはアブラヤシの果実から得られるパーム油を搾った際に生じる副産物で、国際的なパーム油の需要増加に伴い有効活用が求められている。また、立体成形されたパルプモールドは緩衝性に優れ、近年さまざまな製品の包装材として活用されている。
木を主材料とする鉛筆と相性の良い素材を採用することで、環境への配慮と、鉛筆ならではの価値を感じられるパッケージを目指した。



2.鉛筆を使いやすくする新しい収納形態
新たに採用したパルプモールドのトレーは、鉛筆を保護するだけでなく、そのまま机上に置いて使用できる。鉛筆を取り出しやすく、保管しやすい形状としている。

3.「uni」ブランドを未来へつなぐ新デザイン
新パッケージでは、「uni」「Hi-uni」が長年培ってきた品質を大切にしながら、シンプルで洗練されたデザインへと刷新した。
「uni」「Hi-uni」は、当時の当社の技術と品質へのこだわりを結集して開発された鉛筆だ。1958年の発売以来、当社の原点である鉛筆を象徴するブランドとして歩んできた。今回のリニューアルでは、その価値を受け継ぎながら、人々の創造性や表現を支え続けるブランドでありたいという想いをデザインに込めている。

商品概要
商品名:uni
品名:ユニ
硬度:HB、B、2B
参考価格:1ダース 税込1,320円
商品名:Hi-uni
品名:ハイユニ
硬度:HB、B、2B
参考価格:1ダース 税込1,980円
※本リニューアルは、HB、B、2Bから順次発売する。その他の硬度についても順次切り替えを行い、2027年をめどに全硬度での展開を予定している。
「uni」ブランドとパッケージの変遷
1958年に発売した「uni」は、当時の当社の技術を結集して開発された高級鉛筆。名称の「uni」は、「ただ一つの」を意味するuniqueに由来し、「世界に通用する最高品質の鉛筆をつくりたい」という想いを込めて誕生した。1966年に発売した上位モデルの「Hi-uni」にもその思想は受け継がれ、商品品質だけでなく、パッケージを含めたブランド体験を提供してきた。その後も「uni」ブランドは時代とともに進化を続け、品質の追求を軸に、多くのお客様の学びや創作を支えてきた。
1958年「uni」発売

当時の最先端素材、プラスチックを使用して作られた。手作業でアルミ製のヒンジを取り付けており、ダース箱内に芯削りが内蔵されている。
1965年「uni」2代目ダース箱

予想以上の大ヒットを受け、ダース箱の生産が間に合わず、初代のアルミ蝶番(ちょうつがい)から着脱式の蓋(ふた)に変更され、消しゴム付となった。
1966年「Hi-uni」発売

「uni」を超える「uni」を目指して開発された、世界最高峰の一本だ。
1989年「uni」4代目ダース箱

リニューアル前のダース箱。両サイドのエッジを落としたアール形状で、一回りコンパクトな印象に仕上げている。1989年の登場以来、多くのお客様に親しまれてきた。











