
万年筆/ガラスペン
ドイツの筆記具ブランド・シュナイダーの万年筆「レイ」に新色登場
2025.09.11
ドイツ生まれの万年筆「レイ」に完成を刺激する新色3色が仲間入りした。何気ない日常に彩りを添えるような、今の気分に寄り添うカラーを、あなたの手書き時間に取り入れてみよう。
自分らしく書く初めてに、シュナイダーの″レイ″という選択
ドイツの筆記具ブランド「シュナイダー(Schneider)」は、確かな品質と機能性を兼ね備えたプロダクトで、教育機関やビジネスシーンで高い信頼を得ている。“光線”や“日差し”が由来となる「レイ」は、そのシュナイダーが2017年に発表した万年筆で、現代的でスポーティーな佇まいと、使い心地の良さが魅力の人気モデルだ。
ドイツおよび中央ヨーロッパ市場においては、高学年の児童・学生層を主なターゲットとしていて、握りやすいラバーグリップや、インクの乾燥を防ぐインナーキャップなどを搭載。大人の万年筆ビギナーにもおすすめできるほど、基本的な性能は申し分ない。そして、2025年9月にはトレンドに敏感な若年層の感性に寄り添う新色が登場した。いずれのカラーも、使う人の個性を引き立てて、気分をそっと上げてくれるニューフェイスだ。


「レイ」のペン先は、「ベース」と同じ。同社の「ウェイビー」などに比べ、より平らな形状をしており、曲線的なペン先と比べて、柔らかい書き味が得られる。カラーによっては左利き用のペンポイント(中字相当)も用意している。
人間工学に基づいて設計されたグリップパーツも特徴のひとつ。ラバー加工がされていて握りやすく、くぼみに指を沿わせると正しい万年筆の持ち方が身につく。
感性をくすぐる新しい″推し色″登場

新色は3色。「スペースブルー」は宇宙空間を想起させる2種のブルーを組み合わせた深みのあるカラー。

「ピスタチオ」はパステル調のグリーンとクリーム色が柔らかく調和している。

「チェリーブロッサム」は桜色とレザーブラウンを配したガーリーで遊び心のある配色となっている。

カラー別で字幅のラインアップが異なるため、表でまとめてみた。新色は、左利き用も展開している。さらに「ホワイト/グレー」の左利き用も2020年頃に一部店舗で販売していたが、今回一般販売化が決まった。
【万年筆詳細】
収納時:約142mm
筆記時:約160mm
胴軸径:約13mm
重量:約21g
両用式・スチールペン先F,M,L(左利き用)
※字幅はカラーにより展開が異なる
価格:税込3,300円
「趣味の文具箱 vol.75」にはアイテムの原寸大を掲載。雑誌でも「レイ」の新色をチェック!