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ノート/紙製品

シジックスのツールで、新しい手帳デコの世界へ!

2025.09.30

手帳をデコレーションしたいけど、何から始めようか悩むことも。そんな時にひと役買うのが、シジックスのツール。使ってみれば思いのほか簡単で、想像以上に美しく、何より楽しい! 組み合わせ無限大で上級者にもおすすめ。一度使えば沼ってしまうかも……!?(※価格は2025年9月の情報)

エンボスも型押しもデコを楽しむ新提案「ビッグショット」とは?

英国発のダイカットマシン。操作も簡単で、ダイカットやエンボス加工、ディフューザーで気軽に楽しむことができる。ダイ(抜き型)の種類も多く、オリジナルのリフィルデコやカード作りに最適なアイテムだ。

ビックショットの基本的な使い方

ビッグショットの使い方、

カッティングパッドの上に抜きたいダイを置き、その上に紙、カッティングパッドを載せる。

ビッグショットの使い方

ビッグショットに一式を置いたら、ハンドルをクルクル回して紙を切り抜いていく。

型抜き後 カッティングパッドを開いた仕上がり

ハンドルが回り切ったら完成。カッティングパッドをめくってみると、きれいに型抜きがされている。

ビッグショットで使えるエンボス用と型抜き用のダイ

ビッグショットを使うには、別売りのダイ(専用の型)が必要。ダイはエンボス用と型抜き用の2種類がある。これらを使うことで、下のようにエンボス加工や型抜きをすることができる。

ディフューザーが日本上陸!その使い方は?

平らな面を作れるディフューザーが登場。エンボスした紙に、専用のパーツを使って面を作る。別売りでディフューザーアクセサリーを購入すれば、楕円やダイヤ型なども作れる。サイズはA6。

ディフューザーの位置調整とパーツセットの様子

面を作る位置は上下の調節ができ、ガイドに沿ってパーツをセット。透明なので、どんな枠になるかイメージもしやすい。

エンボスと同様の手順でマシンに通す工程

基本的な作り方は、エンボス加工と同じ。クルクルと回してマシンに通すだけで、あっという間に簡単に仕上がる。

平らな面を作ったエンボス作品の仕上がり

一面エンボスも美しいが、平らな面があるだけでワンポイントになり、より華やかに。いろいろな場面で活躍してくれる。

「スタンプ&スピンツール」でサークルデザインも作ろう

サークルデザインができるツールで、別売りの「ステンシル&スタンプツール」(税込7,500円)と組み合わせて使う。1/8の所で止まるガイド付きなので、均等に仕上がる。クリアスタンプも販売されている。使い方も併せてチェック。

クリアスタンプを円形台に配置する様子

スタンプ自体は日本でもおなじみのクリアスタンプ(別売り)が使える。場所を確認しながら、円形の台に貼り付ける。

スタンププレス部分を回して押印する工程

スタンププレス部分を回してスタンプを押す。インクを付ける前にどこに押すか、細かく決められるのも嬉しい。

スタンプ&スピンツールで完成したサークルアート

フリーハンドでは難しいサークルアートが出来上がり。サークルをガイドに文字を書くなど自由に楽しもう!

ビックショットで作る、デコレーションアイデア

コラージュにダイカットの迫力を!

コラージュをする際は、背景も重要な要素。シールや異素材などを貼り合わせても良いが、ダイカットを使用すると、作品に奥行きが生まれ、簡単に華やかさをプラスできる。後ろに違う色の紙を合わせても◎。

ビッグショットで作る手帳デコの作例

エンボスで万年筆インク遊び

エンボス加工し、凸凹に色を塗っていくだけですてきな1枚が完成。お気に入りの色でまとめて、デザインフルな万年筆インクの見本帳はいかがでしょうか♪

エンボス加工を活かした万年筆インク見本帳の作例

エンボスでお洒落なカフェ記録

手帳民に欠かせないカフェ。ここではショップカードやシールなどを残すのにひと工夫。M5でもエンボス加工すると存在感が増す。日付の金の額縁も作成。

エンボス加工した作例

コラージュでも大活躍の「スタンプ&スピンツール」

コラージュの背景に花柄のスタンプを押し、リーフサークルを作成。スタンプ自体が透明なのも使いやすく、狙った所に正確に押せるのが嬉しいポイント。

スタンプ&スピンツールを使った作例

すてきな模様のこれ、活用したいでしょ?

おなじみ、PLOTTERの「リフィルメモパッド」の表紙。適度な厚さでエンボス加工が可能。一気に華やかになり、ダイカットしたインデックスや数字を付ければ、表紙やディバイダーに大変身!

PLOTTERリフィルメモパッド 表紙のエンボス活用例

始まりのページはディフューザーの枠がぴったり

枠があるだけで、スタンプを押したり、文字を書いたりすることができるので、使用範囲はぐっと広がる。タイトルページとして活用してみたくなる1枚。

ディフューザー枠を使ったタイトルページ作例

「システム手帳STYLE vol.10」にはさまざまな手帳デコのアイデアを掲載。雑誌でシステム手帳の最新情報をチェックしよう!

文・作例=F M

記事を書いた人

趣味の文具箱編集部

手で書くことの楽しさ、書く道具としての文房具の魅力を発信する季刊誌。文具好きの文具愛を満たします!