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万年筆

1億円越えの超豪華万年筆!モンブランの万年筆で巡るヴェルサイユ宮殿の旅

2025.12.27

万年筆ブランドとして確固とした地位を確立している「モンブラン」。機能的な筆記具を類まれな美術品へと変貌させる「ハイアーティストリー コレクション」にて、フランスのヴェルサイユ宮殿とのコラボレーションを実施した。モンブランのデザインセンスとクラフトマンシップを集結させたコレクションは、壮麗なだけでなく価格も桁違い。中には憶超えの万年筆も登場する、驚きの限定コレクションをご紹介しよう。

モンブラン ハイアーティストリー
ヴェルサイユ宮殿を巡る旅

Montblanc High Artistry
A Journey Through Chateâu de Versailles

フランスが誇る壮麗なヴェルサイユ宮殿の芸術性とバロック建築美を、卓越した職人技術によって筆記具という形に結晶化させたリミテッドエディションシリーズ。豪華絢爛な各エディションは、ヴェルサイユ宮殿に深く結び付く象徴や、歴史的モチーフを、緻密な造形と希少素材によって再現した。

左:リミテッドエディション479
右:リミテッド エディション195

全体のフォルムは、1707年にニコラス・ビオンが考案した「エンドレスペン」に着想を得たもの。王の象徴である“太陽”を配したクリップがシリーズを貫くデザインコードとして際立っている。尻軸には、ルイ14世の個人印「le Chiffre du Roi」に由来する優美なモノグラムが表現され、金属素材や象嵌細工と調和する威厳ある佇まいを作り上げた。

リミテッド エディションを彩る、5つのマスターピース

リミテッド エディション3
万年筆:吸入式・18金ペン先M・税込152,166,300円・限定3本

世界限定3本の1億超えの万年筆。

「鏡の間」から見た美しい庭園をペン全体で体現した万年筆は、ボディやキャップの他、ペン先や天冠など、1,000以上ものブリリアントカット ダイヤモンドが埋め込まれてあり、見れば見るほど豪華絢爛な1本だ。

キャップと胴軸には、鏡の間から見える「アポロンの泉水」と「大運河」の見事な眺めが、熟練職人による精巧な細密画のエナメル象嵌を通して、表現されている。

ペン先には鏡の間にある豪華なシャンデリアを、首軸には宮殿内の「湯殿の間」にある大理石の装飾を、尻軸はルイ14世を示す二重の「L」のモノグラムが特徴の印象など、随所にヴェルサイユ宮殿へのリスペクトが感じられるモチーフを使用。

また良く見ると、天冠には引き出し式の秘密のコンパートメントが。お好みの文字を彫刻できるので、個人的な“秘密の暗号”を彫りこむことが可能。ヴェルサイユ宮殿と暗号との関わりにヒントを得た、モンブランの遊び心が発揮されている。

リミテッド エディション7
万年筆:吸入式・18金ペン先M・税込62,467,900円・限定7本

「鏡の間」をモチーフにした1本。シルバーコーティングをベースにした水晶を象嵌。ダイヤモンドと相まって、豪華絢爛な鏡とシャンデリアの壮麗さを見事に表現している。

リミテッドエディション7のキャップは、開けることができる。庭園の風景を手描きで表現した、優美な細密画が姿を現す。

リミテッド エディション18
万年筆:吸入式・18金ペン先M・税込28,831,550円・限定18本

宮殿内の大理石に敬意を表したエディション。キャップとボディには、多様な大理石が象嵌されている。随所にあしらわれたダイヤモンドが光り輝く。

リミテッド エディション195
万年筆:吸入式・18金ペン先M・税込5,766,200円・限定195本

王室庭園のパターンと美しい色彩をディテールに落とし込んだエディション。中央に配されたレッドガーネットが印象的。

リミテッドエディション479
万年筆:吸入式・18金ペン先M・税込3,833,500円・限定479本

ルイ15世の王室のロカイユ装飾に着想を得たモデル。天冠のエンブレムはマザー・オブ・パール製。

リミテッドエディション479の18金ペン先。宮殿の家具や調度品などに刻まれている「VV」の文字と、王冠があしらわれている。

アイコニックなランドマークに敬意を表す「モンブラン」の新章

万年筆という枠を超え、芸術と歴史をその身に宿すモンブランの限定コレクション。ヴェルサイユ宮殿の壮麗な建築美や象徴的なモチーフを、卓越したクラフツマンシップで表現した各エディションは、まさに“書くための芸術品”と呼ぶにふさわしい。

今回発売された5種類のマスターピースのシリーズは「ハイアーティストリー グランドール コレクション」の一環として登場する最初のコレクション。世界的な大作を生み出した人類の偉業を称え、有名な宮殿や史跡などのアイコニックなランドマークに敬意を表すことがテーマになっている。

筆記具を通して世界各地の驚異的な建築と芸術の真髄を捉えようとする「モンブラン」が次にどんな展開をみせてくれるのか、これからも目が離せない。

記事を書いた人

趣味の文具箱編集部

手で書くことの楽しさ、書く道具としての文房具の魅力を発信する季刊誌。文具好きの文具愛を満たします!