万年筆の各部の名称 ~万年筆を語るために覚えておきたい名前~
万年筆の魅力を語るためにも、まずは各部の名称をしっかり覚えておこう。パーツの数は少なくシンプルだが、ペン先や内部では毛細管現象などを活用した繊細な構造が組み込まれている。
ペン先(ニブ)を構成しているのは金属でできた「ペン体」と、樹脂などでできたペン芯の2つのパーツだ。
吸入式
吸入式は、インクを吸入するときに回転させる尻軸がある。胴軸と首軸の間にはインク残量を見るための窓(インク窓/インクビュー)が付いているモデルもある。
両用式またはカートリッジ式
カートリッジインクやコンバーターを首軸に挿し込むために、首軸と胴軸が回転して外れる構造になっている。キャップの構造は原則として吸入式と変わらない。