文房具を愛し、人生を楽しむ人たちが集う場所

会員登録

趣味文CLUB

メニュー

2020.03.13

  • Facebook Facebook
  • Facebook Facebook

趣味の文具箱53号は3月13日(金)発売です!

趣味の文具箱53号は3月13日(金)発売です!

ノック式万年筆で感じた万年筆の進化

編集部がある東京・世田谷周辺は、春の気配が近づいてきています。趣味の文具箱53号は春号らしい、物欲を刺激して、身悶えさせるような新しい万年筆の情報が集まっています。先日は立て続けにキャップがいらない万年筆の取材をしてきました。

プラチナ万年筆の「キュリダス」は、「万年筆をボールペンのように、手軽に、普通に、そして快適に使ってほしい」というメーカーの想いが設計のすべてに込められています。ノックの長さは約27mmと長め。この長さには、万年筆ならではの機能、書き心地をフルに引き出し、万年筆ならではのウイークポイントを克服するための秘密が隠されていました。

パイロットのキャップレスLSは、キャップの着脱がいらない手軽さと、その対極にあるとも思えるラグジュアリーを共生させた設計が光っている。あの独特のノックするときの柔らかい感触(ほぼ無音)と、ノックの戻りの作動メカには開発者の熱い想いが秘められていました。

どちらも、万年筆が確実に進化し続けていることを実感した取材でした。趣味の文具箱53号は物欲ブルブル刺激号です。

unnamed
※プラチナ万年筆 キュリダスの特集記事は「趣味の文具箱53号」38ページから、パイロット キャップレスLSの特集記事は、33ページからをご覧ください

 

時にはハードに、時にはチャーミングに、世界最高の鉛筆が放つ多彩な佇まいに惚れる

パーフェクトペンシルは雑誌「趣味の文具箱」にとって特別な存在です。今は昔(2002~2003年頃)、雑誌を立ち上げる前に、世の中にある際立って趣味を感じさせるペンの情報をかき集めていました。世界で一番高額な鉛筆はどれだろう、と銀座の文具店で探して見つけたのがパーフェクトペンシル(ファーバーカステル伯爵コレクション)でした。

ショーケースから出してもらい、恐る恐る手にとった時の印象は「無駄に高い」。前時代的なデザイン、古風なシルバー仕様、そして替え鉛筆は1本1000円超え。でも無駄と思える物の向こう側に深みのある何かがあると感じ、購入。使い始めてみると、書きやすい機能、書くための道具立て(主に削る作業とシルバーの手入れ)における快適さと心地よさ、そして机上に置いた時や握った時の佇まいの良さ…などに日々感動。無駄と感じていたことはすべて逆転し、ペンシルの細部から作り手の声が聞こえてくるようになりました。

これ以降、筆記具における趣味とは何か、を考える時に、パーフェクトペンシルの存在は不可欠となりました。その後、趣味の文具箱を作り始めてドイツのファーバーカステル本社を訪問。生みの親である8代目の故アントン伯爵にこのパーフェクトな鉛筆の由来を聞き、このペンが秘めている歴史と物語の深さに感動(趣味の文具箱vol.4をお持ちの方は、この時の取材記事をぜひ見てください)。魅力ある物は人の想いが作り上げ、それは使い手に確実に伝わっていくことを実感しました。

現在、伯爵コレクションは、9代目の若きチャールズ伯爵が牽引しています。「ファーバーの鉛筆は進化し続ける」を積極的に体現し続けています。2020年春からは、待望の「パーフェクトペンシルカラーズ(全9色)」が本格販売。時にはハードに、時にはチャーミングに、使いこなしの幅がぐんと拡大した新モデルにも注目しています。
3月13日(金)発売の趣味の文具箱53号の新製品特集では、この新しい軸が秘めた風趣と味わいを徹底追求!しています。

unnamed-0214
※パーフェクトペンシル(ファーバーカステル伯爵コレクション)の特集記事は「趣味の文具箱53号」70ページからをご覧ください
 
この記事は2020年02月7日、2月14日に配信した「【趣味の文具箱】Mail Magazine」の内容を、一部転載・変更して構成しています。各種情報は変更している場合があります。
 
↓↓↓編集長コラムをはじめ最新の情報をいちはやくお届け!メルマガ購読はページ下部の「メールマガジン購読」からどうぞ!↓↓↓
  • Facebook Facebook
  • Facebook Facebook

清水 茂樹(しみず しげき)

清水 茂樹(しみず しげき)

1965年、福島県会津若松市生まれ。2004年より文具情報誌「趣味の文具箱」編集長。「ステーショナリーマガジン」「ノート&ダイアリースタイルブック」も手掛ける。ソリッドな黒軸、ネイビーブルー色のインク、風合いが育つ革、手のひらサイズが大好き。

新着記事

  • セーラー万年筆「プロフェッショナルギア クレ・アジュール万年筆」発売。「カクテルシリーズ」の10周年記念セットも登場!

    セーラー万年筆「プロフェッショナルギア クレ・アジュール万年筆」発売。「カ...

    More

  • ロフト「文フェス」開催! 注目は「ラミー サファリ スケルトン カタカナ」!?

    ロフト「文フェス」開催! 注目は「ラミー サファリ スケルトン カタカナ」...

    More

  • 趣味の文具箱2020年7月号(54号)の特集は「手書きを愛でる」

    趣味の文具箱2020年7月号(54号)の特集は「手書きを愛でる」

    More

ピックアップ

趣味の文具箱 2020年7月号 vol.54へのリンクバナー

人気記事ランキング

  • 1

    小日向日記│思い立ったらシステム手帳

    More

  • 1

    小日向日記│万年筆のインク切れを回避するために行うこと

    More

  • 1

    セーラー万年筆「プロフェッショナルギア クレ・アジュール万年筆」発売。「カクテル…

    More

  • 1

    ロフト「文フェス」開催! 注目は「ラミー サファリ スケルトン カタカナ」!?

    More

  • 1

    筆圧が低くなっているのは世界的な傾向の模様

    More

新着記事

  • セーラー万年筆「プロフェッショナルギア クレ・アジュール万年筆」発売。「カクテルシリーズ」の10周年記念セットも登場!

    セーラー万年筆「プロフェッショナルギア クレ・アジュール万年筆」発売。「カ...

    More

  • ロフト「文フェス」開催! 注目は「ラミー サファリ スケルトン カタカナ」!?

    ロフト「文フェス」開催! 注目は「ラミー サファリ スケルトン カタカナ」...

    More

  • 趣味の文具箱2020年7月号(54号)の特集は「手書きを愛でる」

    趣味の文具箱2020年7月号(54号)の特集は「手書きを愛でる」

    More

  • セーラー万年筆の「SHIKIORI ―四季織―」シリーズにカートリッジインクが登場

    セーラー万年筆の「SHIKIORI ―四季織―」シリーズにカートリッジイン...

    More

  • 三菱鉛筆「ジェットストリーム エッジ アグレッシブカラー」を数量限定で販売開始

    三菱鉛筆「ジェットストリーム エッジ アグレッシブカラー」を数量限定で販売...

    More

趣味の文具箱 2020年7月号 vol.54へのリンクバナー

ページTOPへ ページTOPへ