飾り原稿用紙が小さくなった「ふたふで箋」
あたぼうステーショナリーから2016年12月5日新発売の「ふたふで箋」は、飾り枠がついた「飾り原稿用紙」(A4サイズ400字詰)をひと回り小さく、ほぼ正方形にした用箋です。
縦171×横168ミリで、一筆箋をふたつ並べたような紙面は、メッセージを書く場面で「便箋ではスペースが余ってしまう、一筆箋ではちょっと足りない…」という時にもぴったりです。
飾り罫は「波抹茶」(緑)「蔓葡萄」(紫)の2柄。もちろん原稿用紙として文字を数える用途にも使え、文字組は20字×10行の200字詰となっています。
原稿用紙の枡目を背景模様として味わいながら、枡目を無視しても書けるように、枡の横罫は点線にしてあります。紙の向きを変えて横書きにしても素敵です。
用紙は飾り原稿用紙と同じキンマリスノーホワイトで、万年筆をはじめボールペンや鉛筆での書き味の良さも踏襲しています。
システム手帳のリフィルとしても使える
「ふたふで箋」の縦の長さは、システム手帳バイブルサイズのリフィルと同じに作られています。片側にパンチで穴をあけ、折り込んで使うサイズです。中央で二つ折りにすると、横の長さはバイブルサイズやナローサイズよりも狭くなるので、あくまでも折り込み使いとして御活用ください。
下の写真は、中央で二つ折りにしたふたふで箋をグリーンのバイブルサイズリフィルに重ねたもの(左)、バイブルサイズの幅で後ろへ折り返したもの(中)、同様に手前側へ折り込んだもの(右)です。
なお、二つ折りで幅狭になっている理由は、長形4号(縦205×横90ミリ)の封筒に入れるためです。
下の写真は、二つ折りにしたものを長形4号と同じ横幅90ミリの封筒に入れたところです。
気分で使い方いろいろ
一筆箋がふたつ分あるので「ふたふで箋」。飾り原稿用紙と同じくhoririumデザイン・小日向 京監修の製品です。
用箋にとどまらず、システム手帳との親和性も持ち合わせているのは、「スライド手帳」をはじめとするシステム手帳関連製品を開発するあたぼうステーショナリーならではのものです。
小さなものを渡す時の包み紙としても、オブジェの敷き紙としても、ノートの栞として半分に折ってメモを兼ねても。自由な発想で楽しんでみたくなる用箋です。
<スペック>
あたぼうステーショナリー/ふたふで箋
柄:波抹茶、蔓葡萄
用紙:キンマリスノーホワイト
168W×171Hmm・30枚入・各本体370円+税
発売開始:2016年12月5日
<商品情報(外部リンク)>
http://www.atasta.biz
<メールお問い合わせ>
info@slide-techo.com
(文・小日向 京)