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2017.05.11

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必殺!のペン 「ピコ」にはまりました。

必殺!のペン 「ピコ」にはまりました。

必殺!のペン 「ピコ」にはまりました。

ラミーピコにはまりました。

おかげで、日々の筆欲を満たす道具におけるボールペンの比率がぐんと上がりました。

このボールペンは、侍の道具でいえば脇差のような存在。脇差はあくまでも補助の刀であり、護身用にしかならない短さです。しかし「必殺仕事人」(相変わらず、BSでよく放映している70~80年代の時代劇を見ている今日この頃です)の中村主水は、クライマックスの必殺シーンでよく脇差を使っています。呑気な狸のような顔で相手に近づき、ここぞという場面で咄嗟に脇差を抜き、瞬殺する。仕事人としての主水の道具は脇差がほぼ主役。このように、必殺の道具には、瞬時に取り出し、仕事が終わったらすぐに仕舞えるコンパクトさと軽快さが必要です。

ラミーピコのキャッチコピーは「ポケットに収まるドイツの英知」。携帯時の全長は92mm。ワンノックで瞬時に123mmに伸びます。伸張するときに内部のスプリングが可動し、「シュキシュキン」というスムーズさを感じさせる独特のサウンドが響きます。文具店の店頭では短い状態で陳列されていることがほとんどで、多くの人はミニペンの一種と勘違いしているようですが、実は標準的な長さと絶妙な軸径(約12mm)を持つボールペンなのです。伸ばしたときに表れる後部の軸には黒い縦溝が付いたデザインで、同時に飛び出す先端にも同じ黒い縦溝があります。携帯時は丸みを帯びた最新の潜水艦のような形状で、ダイナミックな動作で一瞬で伸びると近未来型のストレートなペンに変身する様子は何度繰り返しても飽きず、ずっと眺めていられるほど。

角がなく、クリップもないので、ポケットの中にころっと忍ばせておくには最適な形。自分は本を読むときによくアンダーラインを引くことが多いのですが、電車の中で本や雑誌を読むときには、右手にピコを忍ばせながら線を引くときだけ一瞬伸ばしてすぐ戻す、といった使い方をしています。この行に線を引こうと思ったら、ピコを伸ばして、線を引き、短くして右手の中に収めるまで、約3秒くらい。中村主水の必殺時間とほぼ同じで、混んでいる車内で立ったままでもすいすい線を引くことができます。

ピコの隠れファンとして悩ましいのは、カラーバリエーションがあり、さらに毎年限定カラーで登場すること(2017年はネオンピンク!)。軸の表面はペイント調の光沢があるツルツルしたものと、細かい梨地仕上げのマット調の2種類。手に収めているときやグリップしたときの感触は当然違いますが、この感触がどちらもいいんですね。リフィルのインクはブラックとブルー(赤系の軸も多いので赤インクもぜひ加えて欲しい)で、軸色に合わせて使い分けています。週末の文具店巡りでピコを見かけたら、ぜひ手にとって筆欲を上げてくれる見事な機能美を感じてみてください。

エイムック「20代のボクらが欲しいもの」

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3月18日に新刊「20代のボクらが欲しいもの」が発売になります。

30代以上から20代に向けたメッセージとともに若い世代だからこそ、持っておくべき、使っておくべき名品が集まっています。

「趣味の文具箱」の清水編集長から20代に向けたメッセージも記事となっています。20代に勧めるモノとしてモンブランのマイスターシュテュック ル・グランと、アシュフォードのプレスコットを巻頭で掲載しています。まずは書店で手にとってご覧になってみてください。

この記事は2017年3月17日に配信されたメールマガジンの内容を一部を転載して構成されています。各種情報は変更されている場合があります。
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清水 茂樹(しみず しげき)

清水 茂樹(しみず しげき)

1965年、福島県会津若松市生まれ。2004年より文具情報誌「趣味の文具箱」編集長。「ステーショナリーマガジン」「ノート&ダイアリースタイルブック」も手掛ける。ソリッドな黒軸、ネイビーブルー色のインク、風合いが育つ革、手のひらサイズが大好き。

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