文房具の小確幸は大きな快感をもたらす
小さいけれど確実な幸せ。略して「小確幸」。
自分の記憶では村上春樹さんの造語だったと思います。
文房具の趣味ではこの小確幸と思える瞬間に、生きる悦びを感じるときがあります。
衝動買いしたペンケースに愛用の万年筆がびしっと、ぴたっと収納できたとき。
お気に入りのシステム手帳に思い切って新しいクリームを塗ってみたら、汚れは落ちるは、艶は予想以上に倍増したとき…など。
ボールペンとリフィルの互換を試行錯誤しているときにも突然に小確幸は訪れるものですよね。
最近の自分の小確幸は、フライトジャケットの左腕のペンホルダーです。せっかくのペンホルダー(最大4本収納できる)ですが、愛用のペンはどれもしっくりこない日が続いていました。昨日、偶然手元にあったラミーピコを入れてみたら、これがドンピシャ。限定のど派手なカラーも効いています。春まではエマージェンシー用のペンはラミーピコで決まり!です。
この記事は2017年2月3日に配信されたメールマガジンの内容を一部を転載して構成されています。各種情報は変更されている場合があります。
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清水 茂樹(しみず しげき)
1965年、福島県会津若松市生まれ。2004年より文具情報誌「趣味の文具箱」編集長。「ステーショナリーマガジン」「ノート&ダイアリースタイルブック」も手掛ける。ソリッドな黒軸、ネイビーブルー色のインク、風合いが育つ革、手のひらサイズが大好き。