ブランドの歴史[ゼブラ]~機能に優れた名品生み出す革新的ブランド~
ZEBRA
1897(明治30)年、石川徳松氏が「石川ペン先製作所」を創業、日本初の国産鋼ペン先を製造発売する。1914年にはペン先の商品名は「ゼブラ」となり、ゼブラのマークを採用。1959年にボールペンの生産を開始し、1963年に社名をゼブラ株式会社に変更した。
3色ボールペン、サインペン、筆ペン、蛍光ペンなどの生産を行い、1976年には速乾性油性フェルトペン「ハイマッキー」を発売。1977年にはシャープペンシルとボールペンを一体化した画期的な新商品「シャーボ」を発売する。1990年代からはジェルインクボールペンの新作も多数発表し、時代の流れに即応。2014年には“芯が折れない”シャープペンシル「デルガード」を発売した。
つけペン先製造に始まる歴史
日本初の鋼ペン先の製造に成功した後も、誰もが一度は使ったことのある油性フェルトペンのハイマッキーやシャーボなど後世に残る製品を次々発表。筆記具の可能性を広げる製品を作り続けている。
1897|創業者石川徳松氏が、日本最初の国産鋼ペン先の製造に成功、発売。
1914|ペンの商品名をゼブラにし、ゼブラのマークを採用する。
1963|石川ペン先製作所からゼブラ株式会社に社名を変更。
1976|速乾性油性フェルトペンの「ハイマッキー」を発売。
1977|シャープペンシルとボールペンが一体化した「シャーボ」を発売。
1980|業界初の100円シャープペンシルを発売。
1997|創業100周年を迎える。
2000|ノック式ジェルボールペンの「サラサ」を発売。
2007|リフィルを自由に組み合わせられる「シャーボX」を発売。
2010|油性と水性を混合したエマルジョンインク搭載の「スラリ」を発売。
2014|芯が折れにくいシャープペンシル、「デルガード」を発売。
この記事は「世界のペンブランド」(2016年4月10日発行)の内容を一部抜粋して構成されています。内容は発行当時のものであり、現在変更されている場合があります
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