ブランドの歴史[トンボ鉛筆]~機能美に徹したシンプルで美しいペンたち~
Tombow
創立100年を越える日本の筆記具メーカー。社名からもわかるように鉛筆メーカーとして開業し、現在でも大きな鉛筆ブランドである。1963年に最高級製図用鉛筆「MONO」を発売。より優れた鉛筆を追究し、1967年には創立55周年を記念して「MONO100」を発表した。今では、書く、消す、貼るジャンルの文房具を幅広く製造する文具の総合メーカーとなっている。1986年からは高級シリーズ「ZOOM」をスタート。機能美に徹したシンプルで高性能なペンを作り続けている。製品は国内外の多くのデザイン賞を受賞し、デザインに対するユーザーからの評価も高い。
「日本の書く」を100年以上支え続ける
1913(大正2)年、東京・浅草(現・台東区柳橋)に小川春之助が「小川春之助商店」を開業。イニシャルを充てた「H.O.Pencil」から歴史は始まった。100周年を迎えるにあたり、トンボのコーポレートロゴマークを刷新した。
1913|前身である小川春之助商店が開業。
1914|最初の銘柄鉛筆「MASON(メーソン)」を発売。
1928|最高級製図用鉛筆として「TOMBOW DRAWING PENCILS」を発売。
1945|ロングセラーの鉛筆「8900」を発売。
1963|最高級鉛筆MONOを発売。
1969|MONO消しゴム発売。
1986|高級シリーズ「ZOOM」シリーズが開始。
2013|創立100周年を迎える新しいトンボマークを導入
この記事は「世界のペンブランド」(2016年4月10日発行)の内容を一部抜粋して構成されています。内容は発行当時のものであり、現在変更されている場合があります
国内外50以上のペンブランドをABC順に紹介。各ブランドを代表する魅力的な万年筆、ボールペン、シャープペンシル、鉛筆などを幅広く紹介。ペン好き必携、保存版の1冊です!
>「世界のペンブランド」詳細ページ