システム手帳愛を語り合う、アシュフォード「システム手帳SALON vol.1」レポート
31周年を迎えたアシュフォードの新たな試み「システム手帳SALON」。その第一回めが2017年1月19日に東京・蔵前のASHFORDショールームで行われました。
スタートは19:30。まずは主催のアシュフォード向井善昭さん、続いて10人余りの参加者が自分の愛用システム手帳を掲げ、なぜ選んだか、どう使っているかをひとりひとりお話しします。
「自分はこうしています」を話すうちにスッキリ
合理的な使いこなしを披露する方はごく少数。多くは「どうすれば快適になるか、よなよな考えて夜が更けていきます」「使いこなせていないけれど、使いたいジャケットが多いので複数使いしています」などなど、自虐を交えながらそれぞれのシステム手帳愛を語るのでした。特別な手帳術などなくても全然OK!な流れとともに、会場が温かい空気に包まれていきます。みなさん、日ごろ手帳愛を語り合う機会が少ないのでしょう。お話のあとは、心なしかスッキリ顔に。
ゲストとして、趣味の文具箱編集長の清水茂樹も呼んで頂きました。この日のために自作&お配りしたバイブルサイズのリフィルには「“システム手帳バカ”の3冊使い」と題し、戦闘機、偵察機、空母、港としての手帳布陣を図解。ミリタリー好きの本領発揮です。
会場には現行ジャケットの他、現行リフィルのほぼすべてが並び、お買い物もOK、その場で名入れもしてもらえました。リフィルがこれほど揃っている売場はなかなかありません。テンションアップです!
語らいの後は軽食がふるまわれ、談笑が続きました。気付けば21:30過ぎに。
日ごろ心にたまった想いを言葉にすることで、解放されることがあります。アシュフォード「システム手帳SALON」は、システム手帳好きがそんな「語る、カタルシス効果」を共有する、有意義な会でございました。
第2回は2017年2月15日に開催!
第2回は決定、第3回の日程も決まりつつある様子。同志に会いたい方におすすめの会です。参加できる人数が限られていますのでご注意を。詳細・申し込みはアシュフォードのfacebookをチェックしてください。
システム手帳SALON
vol.2:ASHFORDショールーム
2017年 2月15日(水)19:30~21:00
vol.3:ナガサワ文具センター(神戸)
2017年 3月25日(土)時間未定
(編集部・井浦)
井浦 綾子(いうら あやこ)
1971年、神奈川県横須賀市生まれ。2004年より文具情報誌「趣味の文具箱」副編集長。「ステーショナリーマガジン」「ノート&ダイアリースタイルブック」も手掛ける。スターリングシルバー軸、軟調ペン先、ボルドー系のインク、赤系の革小物が大好き。